Xiaomi Mi 10Tを購入し、実際に触ってみたので実際に使った感想をレビューとしてまとめていきたいと思います。
普段、iPhoneを利用している筆者ですが、久しぶりにAndroid端末を購入し、iPhoneの約半額で十分な性能というコスパの高さに驚きました。
アンドロイドに乗り換えを検討している方は、参考にしてみてください。
「Xiaomi Mi 10T」の良かったところ・メリット
- コスパ最強
- 大画面でリフレッシュレート144Hz
- 指紋認証が便利
- 充電が早く、電池持ちがいい
「Xiaomi Mi 10T」の悪かったところ・デメリット
- 重い
- カメラの出っ張りでアンバランス
- おサイフケータイが使えない
- 充電器がデカい
もくじ
Xiaomi Mi 10Tの簡単レビューまとめ
まずは、Xiaomi Mi 10Tを使用して感じた感想を簡単にまとめます。
「Xiaomi Mi 10T」の良かったところ・メリット
- コスパ最強
- 大画面でリフレッシュレート144Hz
- 指紋認証が便利
- 充電が早く、電池持ちがいい
「Xiaomi Mi 10T」の悪かったところ・デメリット
- 重い
- カメラの出っ張りでアンバランス
- おサイフケータイが使えない
- 充電器がデカい
先に結論を書くと、Mi 10Tは、6.67インチ・リフレッシュレート144Hz・メモリ6GBといった高スペックながら5万円を切る安さの「コスパ最強アンドロイド」です。
大画面で滑らかにゲームをプレイでき、アプリは快適にサクサクと動作、ときには高機能なカメラで写真撮影も楽しめます。
5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため電池持ちもよく、急速充電に対応し、指紋認証機能を搭載しているため、使い勝手はかなりいいです。
デメリットは、サイズが大きいので重く、カメラの出っ張りによりアンバランスであるということ。
サイズが大きく、結構重いため、軽さを重視する方には不向きです。
高スペックでコスパのいいAndroid端末をお探しの方、スマホでゲームを楽しみたい方におすすめできるスマートフォンだといえます。
Xiaomi Mi 10Tのスペック
Xiaomi Mi 10Tの製品情報 | |
画面サイズ | 6.67インチ |
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) | 165.1 x 76.4 x 9.33 mm |
重量 | 216g |
ディスプレイ | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
5G対応 | 〇 |
カメラ | 64MP+13MP+5MPトリプルカメラ |
CPU | Kryo 585 8コア, 2.84 GHz |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 5000mAh |
ワイヤレス充電 | - |
指紋認証 | 〇 |
顔認証 | 〇 |
WiFi | Wi-Fi 6 802.11a/b/g |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIM)デュアルスタンバイ |
防水 | - |
価格 | 12,990バーツ(約4.5万円) |
発売日 | 2020年10月(日本未発売) |
Xiaomi Mi 10Tシリーズの違い
Mi 10T | Mi 10T Pro | |
カラー | ブラック、シルバー | ブラック、シルバー、ブルー |
RAM + ストレージ | 6GB+128GB 8GB+128GB |
8GB+128GB 8GB+256GB |
メインカメラ | 6400万画素 | 1億800万画素 |
センサー | Sony IMX682, 1/1.7″ | Samsung HMX, 1 /1.33” |
ズーム | 10倍 | 30倍 |
レンズ | f/1.89, 6P lens, AF | f/1.69, 7P lens, OIS, AF |
今回は、Mi 10Tについてレビューしていきます。
カメラにこだわりがある方には、Mi 10T Proをおすすめします。
Xiaomi Mi 10Tの詳細レビュー
大きさ・サイズ
Mi 10Tの箱は高級感のある白い箱に「10T」と印字されています。
Mi 10Tのカラーは
- Cosmic Black(コスミックブラック)
- Lunar Silver(ルナシルバー)
の2種類で、筆者はルナシルバーを購入しました。
- 本体
- スマホケース
- 充電プラグ&ケーブル
- Type-C、イヤホンジャック変換アダプタ
- 説明書
同梱物は以上で、イヤホンは付属していません。
また、日本仕様のプラグではなにので、日本で使用する場合、変換プラグを使用する必要があります。
ルナシルバーは若干青みがかかったシルバー色です。
Mi 10Tはカメラが4つ搭載されています。
スマホケースを装着するとこんな感じ。
個人的には「XIAOMI」のロゴがデカデカとしてイマイチなので、違うスマホケースを購入しました。
本体下部には左からスピーカー、マイク、USB Type-C端子、SIMスロット(デュアルSIM)を搭載。
有線のイヤホンで音楽を聴く場合、このように付属の「Type-C、イヤホンジャック変換アダプタ」を使用する必要があります。
左側面には、一切ボタンがありません。
本体上部にもスピーカーを搭載しています。
右側面には、左から電源ボタン(指紋センサー)、音量調整ボタンが搭載されています。
この指紋センサーがマジで便利です。
ディスプレイ
Mi 10Tは、残念ながら有機ELではなく、IPSディスプレイを採用しています。
IPSディスプレイなので、応答速度は若干遅いけど視野角が広いといった特徴があります。
とはいえ、発色は良く、6.67インチの大画面で、リフレッシュレート144Hzの非常に滑らかな映像でゲームをプレイできますよ。
カメラ
Mi 10Tのカメラの数は、全部で4つ
- フロントカメラ(2000万画素)
- メインカメラ(6400万画素)
- 超広角カメラ(1300万画素)
- マイクロカメラ(500万画素)
Mi 10T Proだと、メインカメラが1億800万画素に強化されています。
超広角カメラから10倍までズームしてみました。
さすがに10倍までズームすると粗さが出ています。
ちなみに、防水機能は搭載していないので、海やプール、お風呂場での使用には注意する必要があります。
夜の写真を撮影してみました。
カメラ性能は、Mi 10T Proの方がいいので、カメラにこだわりがある方は、Mi 10T Proを選ぶようにしましょう。
音質
本体の上部と下部にスピーカーが搭載されており、音は大きく、音質はかなり良いと感じます。
バッテリー持ち
バッテリーは、5000mAhで大容量で、長時間外に持ち歩いても結構バッテリーが余っています。
普段、筆者はiPhone12も使用しているのですが、充電の回数もiPhone12に比べ少ないです。
Xiaomi Mi 10Tの悪かったところ・デメリット
「Xiaomi Mi 10T」の悪かったところ・デメリット
- 重い
- カメラの出っ張りでアンバランス
- おサイフケータイが使えない
- 充電器がデカい
実際にMi 10Tを使用し、不満に感じたポイントは上記のとおりです。
詳しく解説していきます。
重い
Mi 10Tは、216gということもあり、かなり重いです。
機種名 | 重量 | サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) |
Mi 10T | 216g | 165.1 x 76.4 x 9.33 mm |
iPhone 12 | 162g | 146.7 x 71.5 x 7.4 mm |
iPhone 12 Pro | 187g | 146.7 x 71.5 x 7.4 mm |
iPhone 12 Pro Max | 226g | 160.8 x 78.1 x 7.4 mm |
iPhoneと比べてみても、かなり重く、iPhone 12 Pro Maxとほぼ同じ重さだということが分かります。
画面サイズが大きいので仕方ないですが、軽さを重視する方にはおすすめできません。
カメラの出っ張りでアンバランス
このようにカメラが出っ張っていて左右のバランスが悪いこともデメリットに挙げられます。
手に持ってみると分かりますが、バランスが悪いのが結構気になります。
またスマホを置いたとき、出っ張りが地面と接触しカメラが傷つかないか気になるので、カバーをつけてしっかり保護する必要があります。
おサイフケータイが使えない
Mi 10Tは、おサイフケータイに対応していません。
Suicaが使えないのは、結構不便なポイントです。
充電器がデカい
大したデメリットではありませんが、充電器がちょっとデカいかなと。
日本の変換プラグを使用するとなると、さらにデカくなってしまいますね…
Xiaomi Mi 10Tの良かったところ・メリット
「Xiaomi Mi 10T」の良かったところ・メリット
- コスパ最強
- 大画面でリフレッシュレート144Hz
- 指紋認証が便利
- 充電が早く、電池持ちがいい
実際にMi 10Tを使って良かったと感じたポイントは上記のとおり。
それぞれ解説していきます。
コスパ最強
なんといっても、5万円未満で6.67インチ・リフレッシュレート144Hz・メモリ6GBといった高スペックのスマホが買えてしまうのが最大の魅力です。
カメラ良し、指紋認証あり、バッテリー良しといったスマホが、iPhone12(約10万円)の半額程度で購入出来てしまいます。
高性能でコスパのいいAndroid端末をお探しの方におすすめです。
大画面でリフレッシュレート144Hz
Mi 10Tは、6.67インチの大画面で、リフレッシュレート144Hzということで滑らかにゲームをプレイできます。
ほとんどのスマホ、iPhone 12 Pro(約12万円)のリフレッシュレートが60Hzということを考えれば、Mi 10Tのリフレッシュレート144Hzがどれだけ凄いか理解できるかと思います。
メモリが6GBなのも嬉しいポイントです。
指紋認証が便利
顔認証はもちろん便利ですが、指紋認証も搭載しているため、ロックを解除するのがとてもスムーズです。
特にiPhoneは指紋認証を搭載していないので、iPhoneとAndroid端末の両方を使用している身からすると、指紋認証機能はとても便利だなと感じます。
ストレスなく、一瞬でロックが解除されるのはとてもありがたいです。
充電が早く、電池持ちがいい
高速充電の33W対応ということで、充電スピードがかなり速いです。
大容量5000mAhのバッテリーは電池持ちもよく、電池が切れてきたら急速充電でチャージできるのでとても助かります。
まとめ
こんな人におすすめ
- 高性能でコスパのいいAndroid端末を探している方
- スマホゲームを楽しみたい方
- 指紋認証機能があるスマホをお探しの方
こんな人にはおすすめしない
- 軽いスマホが欲しい方
- とにかく小さなスマホがいい方
- カメラ性能にこだわりがある方
まとめると、Xiaomi Mi 10Tは上記のような方におすすめです。
高スペックで5万円を切る安さのMi 10Tは、非常に魅力的なAndroid端末だといえます。
なお、カメラ性能にこだわりがある方は、「Mi 10T Pro」を選ぶようにしましょう。